2020年を振り返る

2020年は、みんなが”新型コロナウイルス”を取り上げる年です。
緊急事態宣言で社会が止まった。
人と会うな!人と喋るな!
人と接することが禁止され、人のつながりが分断してしまった1年でした。

自分のライフワークである哲学対話の活動にも大きな影響がありました。

私が行っているのは集合型対面式のイベントのため、根本的な構造から全否定されてしまう事態になりました。
4月から5月のイベントはすべて中止、6月から再開したが、今までのような反響はなくなり、参加者も減少。
対面してイベントを行うには大変な困難があったのは事実でした。

一方で、他の哲学対話主催者はオンライン上に活動拠点を移しました。
オンラインによって場所の障害がなくなり、日本全国だけでなく海外からの参加も可能になった。
著名人が哲学対話を発信していたこともあり、オンライン哲学対話は非常に盛んな年になったと思います。

今年の中で私の挑戦としては、オンラインで行うのではなく、ターゲットを絞りイベントを開催しました。
セクシャルマイノリティの方を対象にしたイベント「ポリコン(ポリアモリー合コン)」を再始動。
ポリアモリーというキーワードに前向きな興味や関心がある人達が知り合う、繋がるための交流会。
多くの新しい出会いが生まれたのは当然ですが、参加者同士で仲の良い友達が増えた、親密な交際を始めたなど、自分の想定を超えるイベントの成果がありました。

哲学対話の手法を使った取り組みは「対話コン」と「ポリコン」のどちらも内容に大差がありません。
対話コンは年齢制限なしの男女、ポリコンは20から45歳までの男女以外の性自認を含めたオールジェンダーの違いだけです。
対象が広くてぼやけてしまったものを、対象を限定したことでわかりやすく認識してもらえたと感じました。

そして、人と会ってはいけない!人と喋ってはいけない!雰囲気が社会に広がったからこそ、人と会いたい!人と喋りたい!欲求が沸きあがると思いました。
このコロナ禍の中で、実際に対面するイベントには数は少なくとも熱心的な人が集まったと思います。
私個人としても、新しい出会いが多く生まれ、多くのお引き立て頂き誠に感謝しております。
ピンチがチャンス、欠点が利点、身をもって体感できた1年でした。

改めて、私が取り組みたいこととは「新しい出会いと緩やかな繋りが生まれるイベント作り」です。
イベントに参加した皆様が、自由で楽しく話し合え、その結果、対話で幸せになることを目指しています。
良い人間関係を増やしたり、良い関係性を深めたりすることを最も大切にしています。
その結果、副産物として、パートナーを見つけたり、ご成婚できることを願っています。
来年以降も愚直に自分の心のまま正しいと思う道を進もうと思います。

2020年、ありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
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◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
~毎月10日は対話コンで愛を問おう~
第87回 2024年2月17日(土)対話コン〔東京・大久保〕
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
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哲学対話における問い(テーマ)の役割

哲学対話を行う際には必ず「問い」または「テーマ」を元にして対話を進めていきます。

なぜ、哲学対話に問いが必要なのか?
予め問いを決めておいた方がいいのか?
問い出しにどんな意味があるのか?

これらの哲学対話における問い・テーマの役割について説明します。

はじめに、哲学対話に問い(テーマ)はどうして必要なのでしょうか?
哲学対話には色んな流派が存在していますが、土台は「子どものための哲学(Philosophy for Children)」のやり方になっています。
哲学という名前がついているので、物事への真理を探究する、話し合って内容を深めていく行為が哲学対話に含まれています。
探求するにあたって、考える行為が不可欠で、考えるために「問い」が必要になります。つまり、問いがあって初めて人は考えられるようになります。

どういうことかというと、例えば「お金が欲しい!」という話題で話をしていたとする。
「お金欲しいよね~!」
「ほんとそう。給料上がらないかな!?」
「宝くじにでも当たらないかな。」
というような感じで、問いがない話というのは雑談や談笑になりがちで、考えられるようにならないし、探求することにつながりません。

そこで、「お金」に関する問いを定めてみると、
「どうしてお金が欲しいのか?」
⇒かわいいお洋服を買いたいから。
⇒おいしいものを食べに行きたい。
⇒子どもの学費を貯めたいから。
「どうすればお金が貰えるのか?」
⇒お母さんのお手伝いをする。
⇒国家資格を取って、資格手当をもらう。
⇒お客様に喜んでもらえるサービスを作る。
「お金の意義はなんなのか?」
⇒モノやサービスとの交換価値がある。
⇒価値の基準を作り出している。
⇒その人に対する信用を生み出す。
という風にいろいろと考えられ、理由や背景を知れるようになります。

なので、哲学対話では探求することや考えることをするために、問いやテーマが必要になります。

では、次に問いやテーマはあらかじめ決めておいた方がいいのか?
私は決めない方が良いと思っています。
例えば、「自然保護に必要なことは何か?」のような、あらかじめ問いやテーマが決まっていると、その問いとテーマに興味関心がある人しか集まらないようになります。興味関心がある時点でその分野に関する知識や自分なりの意見をすでに持っているでしょう。そうするとその場での思考に関する片寄りが発生します。
また、あらかじめ問いやテーマが決まっていると、自由に話していいという雰囲気がなくなります。つまり、先生や主催者が期待や想定している問いやテーマになります。上記の例でいうならば、自然保護するのが当然という前提があり、反対意見となる自然保護をしなくてもいいと思っている人は、発言することにためらいが生まれ、自由に話せなくなるでしょう。
そして、あらかじめ問いやテーマが決まっていると、先生と生徒、主催者と参加者という立場の違いを暗黙に作り出すことにつながります。

なので、その日に集まった人が問いてみたいこと、話し合ってみたいテーマを出し合って決める方が良いと思います。
問い出しという行為は、話す内容を決めるということだけでなく、哲学対話の場にいる人が主体的に取り組まなくてはいけない雰囲気を作り出します。
完全に対等な関係性を明示するためにも、みんなで決めるという行為が大切なのです。

ただ、哲学対話の設計にもよるので、問い出しやテーマ決めの時間が取れない場合はあらかじめ決めた方がいいでしょう。
私は過去に話したいことを挙げていき、問いにまとめるのに3時間弱かかった場合もありました。ちゃんとした問いを作るには意外と時間がかかります。
また、学校や企業からの依頼で哲学対話をしなくてはいけない場合、金銭を頂いている関係上、先方様が望んでいる方向に寄せることも必要です。

哲学対話での問いやテーマがどのように役割をはたしているのか、ちゃんと理解した上で、実施時間や対話をする趣旨、目的によって使い分けることが必要です。


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恋の悩みは問いにすると解決できるかも?

良い男がいない!
って、悩んでいませんか!?
悩みって解決方法が見つからないし、悩んでいても考えがぐるぐる回って、結局悩みっぱなしになりがちです。

しかし、”悩み”ではなく”問い”にすると解決しちゃうかもしれません。

どういうことかというと、悩んでいるときは、余っているのはイマイチな男ばかり、良い男と出会えない、私って縁がない、などと悩み、考えることがそこで止まってしまいます。
なので、悩みではなく、例えば”良い男ってどういう人?”のように、問いにしてみると考えられるようになる。
お姫様のように大事にしてくれる人、誰にでも優しくふるまえる人、真面目に働ける人、親を大切にしている人、アウトドアの趣味を持っている人、などのように、いろいろと上げられる(考えられる)ことができます。

また、人によって良い男の条件も変わるので、自分にとっての良い男の条件を考えなければなりません。

考えることで悩みが具体的になり、自分が大切にしている基準も明確になります。考え続けることで、行動も自然と変わってくるでしょう。
悩みは停滞してしまいますが、問いは考えと行動を進めてくれます。

そして、悩みごともいろいろとあるでしょうが、問いに変えてみてください。
“恋人から愛されない” ⇒ ”愛される人とはどんな人?”
“付き合っても長続きしない” ⇒ ”長く付き合える人達の共通点はなにか?”
“好きな人ができない” ⇒ ”今までに好きだった人はどんな人?”
“元カレのことが忘れられない” ⇒ ”どうして過去の恋人と比べてしまうのか?”
などのように問うことができます。

もし、恋で悩んでいるとしたら、問いに変えてみてはいかがでしょうか。


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哲学対話をすると幸せになれる

あなたは幸せですか?
「不幸な人生より、幸せな人生の方がいい」
そんな風に思っていても、実際には幸せに感じれないことがあるし、そもそも、どうやったら幸せになるのかわからないこともあるでしょう。
世の中に幸せになる方法が数多くあります。
そんな中で、私は「哲学対話」をすると「幸せ」になれるかもしれないことに気付きました。

はじめに、「幸せ」はどうやったらわかるのか?
国際連合の持続可能開発ソリューションネットワークが毎年発表している、世界幸福度報告(World Happiness Report)があります。
自分の幸福度を0から10のどの段階にあるかを答え、6つの視点(1:ひとりあたりのGDP、2:社会的支援・困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか、3:出生時の健康寿命、4:人生の選択をする自由、5:寛容さ、6:腐敗の認識)から分析しています。
世界幸福度報告ではこの6つの視点が幸せに影響があるとされています。
ちなみに、日本の順位は、2017年 51位、2018年 54位、2019年 58位、2020年 62位と年々下がっています。

その他に「幸せ」について研究もあります。
ハーバード大学成人発達研究所(Harvard Study of Adult Development)の長期に渡る幸福の研究から「よい人間関係」が幸せに影響を及ぼしている発表があります。
同一人物を追跡調査をした研究で、富と名声よりも、よい人間関係を構築できた人の方が幸せをもたらす。具体的には、家族、友人、コミュニテイ等、周囲とのつながりを持っている人はそうでない人よりも幸せで健康で長生きする。身近な人たちとの関係の質が重要である、と結論付けられています。

ご紹介した内容以外にも幸せに関する色んな視点や調査研究があります。
さまざまな調査研究の中で、寛容な人ほど幸せを感じやすいし、人生を選択する自由がある人ほど幸せを感じやすいし、よい人間関係を持っている人ほど幸せを感じやすいとされています。
一方で「哲学対話」をすると、いろんな効果がありますが、「幸せ」と関連付けたときに、私は「寛容さ」「人生の選択する自由」「よい人間関係」の3つが大きく関連性があると思いました。
どういうことか、具体的に説明しようと思います。

寛容さとは、自分と異なる意見を持っていたり、異なる宗教を信じていたり、異なる民族に対して一定の理解を示し、許して認めること。

選択的夫婦別姓。同性愛やLGBTQといったセクシュアルマイノリティ。有名人の不倫報道。在日や外国籍の方。いろんなところで、自分と異なる意見や、その人があるべきだと考えている内容で、他者との違いや衝突が起きています。

哲学対話でも、自分の考えや、体験談について話してもらうと、自分と合わない意見が出てくるときがあります。
それに対して、哲学対話で私が使っているルールの「どんな意見でも受け止めよう」「お互いに問いかけるように意識しよう」を守ってもらうことで、対立や衝突を減らし、結果的に寛容になっていきます。

哲学対話で、自分には合わない意見が出てきたときに、拒絶や反論するのではなく、どうして?とか、その理由について問いかけます。
その考えになる背景がわかれば、例えその意見に対して同意できなくても、理解できるようになります。

こんな事例がありました。
男性が「家事や育児は手伝うよ。」という発言をし、女性たちの怒りを買いました。
どうしてなのか?
「結婚して一緒に暮らしていくことは、お互いに助け合っていくのが大切。手伝うって、女性がやって当たり前という認識だよね。そうじゃなくて、一緒にやって欲しいから、手伝うという発言にいらだった。」
男女平等の価値観が広がっている中で、お互いに支え合う結婚生活なのだから、女性が家事・育児をする前提は変じゃないのかということに気が付けます。

もうひとつ事例を紹介します。
ある女性が「旦那以外に好きな人がいます。」と告白しました。これって、浮気や不倫という、現在の日本の法律や倫理観では悪いこととされる行為です。
でも、どうしてそうなったの?と理由を問いかけると、「夫婦生活が、ただのルームメイトのような関係になっている。私の事を女性として見てくれないし、扱ってくれない。そんな中で、親しくしていた男性から、キレイだと言ってもらえる。かわいいと褒めてくれる。会うたびに気持ちが高まるし、自然と好意を寄せるようになった。」
これは単純な良い・悪いという話ではなく、良好な人間関係とか、夫婦関係について考えさせられるきっかけになります。

このように対話を通して、いろんな人の価値観や考え方にふれることができます。
それが自分の価値観と違ったとしても、相手を理解するが同意しなくていい。この姿勢が対話ならではの特徴です。つまり、境遇や環境がそもそも違っている相手の意見を100%受け入れることなんかできません。しかし、そういう意見もあるんだと受け止めることはできます。お互いの意見や考えを受け止め合うことで対話をすることが可能になるし、違うものを許す精神を育むことにつながります。

次に、自分が自由に選べないことよりも、自由に選べるほうがあると幸せだと感じられやすい。
さて、私達はどれだけ自由に選択することができるのでしょうか。
職場や学校に行きたくないと思っていても、行かなくてもいいことにはなりません。誰かと話をしている中でも、自由になんでも言っていいことはなく、相手との立場や気を使って、言うこと、言わないことを選んでいます。
日常生活をしている中では大なり小なり、選択肢には限りがあり、なんでもかんでも自由にできるとは限りません。

でも、哲学対話においては、考えること、話すことは自由にできます。
なぜなら自由に話せるために哲学対話のルールがあります。私が使っているルールでは「話がまとまらなくても、意見が変わってもよい」「発言せずに聞いているだけでもよい」の2つを設けています。
対話では、他の人から無理やり発言を求められることなく、自分が話したいことのみを話せてもらえるようにしています。答えたくない内容については話さなくていい。なにも発言しないことができるからこそ、逆になんでも自由に発言することができます。そして、ふと思ったことは、なんでも話してもらえればいいし、話している途中でその内容が変わってもいい。
このルールによって自由に話せることを対話で実現しています。

そして、選択する自由につながるのですが、哲学対話ではテーマや問いを決めて対話をします。
私が主催する時には、参加者からテーマや問いを出してもらい、みんなの多数決や合意をして、ひとつに決めます。多数決をするので自分が出した内容が選ばれないことの方が多いでしょう。でも、みんなで決めることが、決められたことをしなくてはいけない状態よりも、主体性があります。

そもそも哲学対話のイベントに参加しようとご自身で決めるところから、選択する自由が始まっているのかもしれません。
こういう小さな選択する自由や発言する自由を積み重ねて、自由という感覚を育んでいます。

最後に、哲学対話をすることで、よい人間関係ができます。
なぜなら、私が使っている対話のルールで「自分の体験談や価値観を伝えよう」というのがあり、そのルールによって自己開示をしていくことになります。
個人的なことを伝えるのは、相手を信頼していることが必要です。そのため、自己開示された人は、自分が信頼されていると感じ、相手に親しみを覚えます。その結果、自分も自己開示することになり、その積み重ねによって少しづつ距離が縮まります。

そして、対等な関係で対話をすることも、お互いの距離を縮めることに役立っています。
哲学対話は円になって対話をします。こっちが上座、あっちが下座というような、上下関係はありません。教室やセミナーみたいに、先生は偉い人、生徒は従う人、というような関係はお互いの距離を遠くしてしまいます。なので、円になることがとても大切です。
他にも、私が主催する際には、参加者の自己紹介はありません。見知らぬ人同士が集まって、いきなり対話を始めます。そして、時間が来たら終了。解散です。
その人の身分や立場に関係なく、誰もが対等なひとりの個人として対話をして頂いています。
ただ、懇親時間やイベント終了後などになったら、お互いに自己紹介や連絡先交換など当事者同士で行ってもらっています。やっぱり、もっと相手のことを知りたいという欲求が芽生えることにつながっています。

幸せと関係性があるとされている「寛容さ」「人生の選択する自由」「よい人間関係」は、今まで哲学対話をしてきた中で、自然と育んでいた能力だと感じています。
だから、哲学対話をすると幸せになれるのではないでしょうか。
その効果は哲学対話に参加して頂いて、どうぞご自身で確かめてください。


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オンライン対話はしません

「Skypeで対話・・・」
「致しません。」
「Zoomで対話・・・」
「致しません。」
「テレビ電話・・・」
「致しません。」
「オンライン上での対話は一切致しません。」
(某女医風に・・・)

私は、オンライン(ネット上)による哲学対話、ならびに、対話コンは実施しない方針です。

どうして、オンラインをやらないのか?
それは以下のような懸念点があるからです。

1)個人のプライバシーが守れない

私の哲学対話において、皆様にお願いしている一つ目のルールが「自分の体験談や価値観を伝えよう」です。
その人が今までに体験してきた経験をもとに、自分の価値観について話してもらうことを一番大切にしています。
個人の体験というのはプライベートな内容になりやすい。また、対話コンは必然的に恋愛や性愛について話す機会が多くなります。
安心・安全で自由に話せる場を実現させること。個人のプライバシーを守ることは、とっても、とっても大切です。
個人のプライバシーを守るため、話した内容はその場限りとし、イベント後では話した個人が特定できないことをお願いしています。

オンラインで対話を行う場合、プライバシーが守られている保証がありません。
なぜなら、カメラに写っていない所に対話に参加していない人が居るかもしれない。両親や兄弟、友達が対話に参加しないで、様子を覗き見てるかもしれないし、漏れ聞こえた対話の内容を言いふらすかもしれない。
画面の内容を動画で録画しているかもしれないし、音声を録音されているかもしれない。
まぁ、リアルでもICレコーダーを隠し持ち録音することは可能でしょう。だけど、実際に対面している分、罪悪感を持つ度合いが高くなり、オンラインよりは抑止力につながります。

次にオンラインで対話を行う以上、必ずWEB会議ツールを使用することになります。
元々、私はIT業界のエンジニアだったので、どうしてもツールの脆弱性という不安が拭えない。
パスワードを悪意の持った第三者に送信される。音声が画像のデータが暗号化されてなく、第三者が傍受できる場合がある。懸念される海外のサーバを経由している。ユーザの了承なくプログラムをインストールする。
テレワークが急に広がり、とあるソフトの利用者が増えましたが、そのソフトで指摘されている脆弱性です。修正プログラムやセキュリティパッチが適用されてくるでしょうが、絶対に安全であるツールはありません。

余談、大学の同期が某大手通信会社のサーバ管理の仕事をしてて、本人曰く、その気になればキャリアメールの内容は見れる!と言ってた。
個人情報を流出させれば懲戒解雇なので、そんなことはする訳ないのだが、オンラインでの安全性は、意外と盲点や不備が散見しているかもしれません。

話を戻して、プライバシーとか関係なく、雑談なんかであればオンラインでも問題ないでしょう。もし、個人のプライバシーを本気で守るのであれば、オンラインでの対話は、空間・環境的な問題と、使うツール上での問題があることを認識した方がいいと思います。

2)ファシリテーターの役目

対話の場では必ず進行役となるファシリテーターがいます。
話を振ったり、内容をまとめたり、円滑に対話を進めるために立ち振る舞います。
ところが私の場合は、自称”何もしないファシリテーター”なのでオンラインでは不向きなのです。

オンラインでの対話で一番問題になるのが発言のコントロールです。
今、誰が話をしていて、次に誰は話をして、話したいタイミングが重なったらどうするか、ファシリテーターによる交通整理は重要になります。
私が主催する場合、何もしないファシリテーターなので、交通整理とかしないのです。

どうして対話の交通整理をしないのか?
それにはいくつかの理由と狙いがあるからです。

対等な立場を作るために何もしない。
対話は講義ではなく、対等な関係性で話し合うことがとても大切です。
しかし、年上・年下、先生・生徒、上司・部下、役職、肩書などによって、順序付けされてしまいます。
参加者と主催者でも同様で、私はそんな意識がなくても、どうしても主催者である以上、対等な立場ではありません。
さらに、ファシリテーションをすることによって、この人が仕切る人、私達は仕切られる人と、立場や役割を作り出してしまいます。
参加者の主体性を発揮してもらうためにも何もしません。
私は、立場による差をゼロにすることはできないかもしれないが、できる限り差はなくしたい。
主催をしないことはできないが、ファシリテーターをしないことはできる。
なので、ファシリテーターとして話の交通整理はしていません。

そうすると、オンラインで対話を行う場合、どうやって話の交通整理をするのかという問題が発生してしまいます。
これは私のやり方による問題なので、何もしないファシリテーターはオンラインと非常に相性が悪いということです。

3)オンラインによる音声・視覚情報の欠損

声というのは波です。
直接対面して話をする場合は、空気(空間)を通して波が相手に直接届きます。
しかし、電子機器を使用した場合は音波をデジタル信号に変換し、デジタル信号を音波に戻すことで相手に声を届けます。
技術はとっても進歩していますが、音波をデジタルに変換した際に必ず情報が欠損されます。
ほとんどの人が違いを聞き分けられませんが、直接話して伝わる波と電子機器から伝わる波は別物です。
これは、根拠が乏しく、スピリチュアル的な部分になりますが、直接だからこそ伝わるメッセージがある気がします。これは、ただの個人の好みです。

しかし、メラビアンの法則のように会話の内容以外がコミュニケーションに大きな影響を与える概念があります。
メラビアンの法則は、「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証し、その割合は次のように示されました。
視覚情報(見た目、しぐさ、表情、視線):55%
聴覚情報(声の質や大きさ、話す速さ、口調):38%
言語情報(言葉そのものの意味、会話の内容):7%

オンラインで行うときでは、バストアップがほとんどですし、嫌ならば映像を表示させないこともできます。画面分割によって全員の視線が向けられているように見えますが、直接対面した場合では特定の人に目を向けている違いがあります。明るさや色調は見ている方の画面調整で変えられる。声の大きさは、聞いている方のスピーカー音量で調整できる。
直接コミュニケーションする場合と比べると、視覚情報が抜け落ちてしまうでしょう。

最後に、オンラインによる対話は物理的な距離縮められる大きなメリットもあります。色んな主催者が色んな形で対話をしていければ良いと思っています。なので、オンラインでの対話を否定したい訳ではありません。
あくまでも私は自分の好みとこだわったやり方が背景にあってオンラインでの対話はやりません。
なので、私が主催する哲学対話、ならびに、対話コンはリアルイベントのみです。不定期に開催していますので、あなたのご参加をお待ちしております。


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2020年あけましておめでとうございます

去年も皆様からのお引き立てを賜り誠にありがとうございました。
おかげさまで対話コンも53回を過ぎ、長野県岡谷市からのお仕事も頂き、とても記憶に残る一年を過ごすことができました。
これもひとえに皆様のおかげでございます。

今年も哲学対話を広めて、対話コンでは新しい時代の出会いの場として成功させるべく取り組み続けてまいります。

皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
どうぞ、本年もよろしくお願い致します。


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対話コン2019年振り返り

「対話コン」
2019年は合計22回開催しました。
その感想や振り返りをしてみたいと思います。

22回!?
感じていたより多く開催したんだなぁ~、と思う。

2019年でまず上げられるのは長野県岡谷市からお声掛け頂き、コミュニケーションセミナーと共に講座に携わったこと。参加者の皆様、スタッフの皆様に改めて感謝を伝えたい。ありがとうございました。

なんでも挑戦!
ということで、江戸川ボートレース場のイベントスペースでも開催する。
でも、これは、失敗。
会場がうるさくて落ち着いて会話ができない。そもそも、ギャンブル好きな人達が集まる場所なので、対話に興味や関心を持つ人が居なかった。なんか特殊な空気感が漂ってました。
でもこれも経験!

2019年の参加者は、のべで200人弱くらいかな!?
皆様のご参加、ならびにお引き立て頂き誠にありがとうございます!

今年の特徴としてはリピーターが多かったように思えます。
遠くは新潟からの参加者がおりました。
数多く、哲学対話や哲学カフェの場がある中、対話コンに来てくださり本当に感謝です。

対話コンというイベントなので、結婚や価値観、仲良くなるには、異性やパートナーについてのテーマで多く話し合いました。

毎度、異性に求めることの上位に「性格が合っている」とか「価値観が合う」といった条件がある。
でも、話し合っていると、結局、価値観って合わないんだよね(苦笑)
それなのに価値観が合わない同士が結婚したり夫婦生活を続けている実体験を聞くことができる。

一番最初は外見、見た目で相手を選ぶのではないか?そして、価値観が違っていても良い。お互いの価値観を尊重し合う。納得できる答えになるまで擦り合わせる。良好な関係が続いている同士は、そういうことをしている。

趣味や嗜好、価値観が多様化している中で、さらに年月と共に変わる中で、今の婚姻制度は、ひとりの相手で満たさないといけない。
恋愛の相手、生活の相手、趣味の相手、性の相手など、すべてをまかなわないといけないことが、新たな問題になりつつあることも垣間見ることができた。

ひとりだけを愛さなくてはいけないのか?なぜ浮気はいけないのか?なぜ複数の人を好きになってはいけないのか?
哲学対話だからこそ、当たり前とか常識をいったん脇に置いといて問うことができるからこそ気づくこともある。
※法律的な不貞行為を推奨している訳ではないので誤解しないでください。

タブーに挑むテーマとか、愛とは何かという堅苦しいテーマだけでなく、「運命の人はいるのか?」「初デートで男が全部おごるべきか?」「親切と好意の見分け方とは?」というような身近なテーマでも盛り上がった。

新しい発見としては、男性は女性からの親切を好意として感じやすいが、女性は好きではない相手からの好意は、ただの親切としか感じないらしい。
男性を振り向かせるのは簡単で、女性を振り向かせるのは難しそうだ。

対話コンでは参加者の自己紹介をしない。
普通、イベントでは自己紹介をして、緊張をほぐし、参加者同士が親しくなるようにしているのがほとんどだ。
しかし、自己紹介しなくても、ちゃんと対話をすると自然と仲良くなれる。イベント後とかにある懇親会では、楽しそうに話しているのがいつも象徴的です。

やっぱり、対話をすると仲良くなりやすいのは間違いない。
職場や家庭以外で良好なコミュニティ作りに対話できる関係性が不可欠であると思う。
哲学対話の手法は、とても簡単で、誰にでもできるというのは、改めて素晴らしいと思う。

私が行う哲学対話は、できる限りカジュアルに!楽しく対話することが最優先にしたい。
その結果、対話が深まらないとか、哲学になってないとか、ただのおしゃべりになってもかまわないです。
そういう、こだわりが欲しい方は、私より賢くて優れた方が運営する哲学カフェに行ってもらえばと思います。

対話コンは私ひとりの情熱だけで運営している感じになってますが、女性からの視点や意見を多く取り入れていきたいです。
微々たる謝礼だけですが、スタートアップに携わって、経験や実績を付けたい女性がおりましたら、いつでも歓迎です。

2020年も楽しく対話コン(哲学対話)に取り組んでいきます。
開催スケジュールは下記よりご確認ください。

さて、振り返りもこれにて終了。
皆様、どうぞ良いお年を!


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらより

◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
~毎月10日は対話コンで愛を問おう~
第87回 2024年2月17日(土)対話コン〔東京・大久保〕
詳細やお申込みはこちらより

*哲学対話によるコミュニケーション研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
詳細やお申込みはこちらより

● 対話力育成コーチ武のSNS ●
*ホームページ
https://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/

ビジネス哲学対話による「コミュニケーション研修」

あなたの組織にもこんなことありませんか?

  • 上司が忙しく報告、連絡、相談ができない。
  • 他部署との繋がりがなく、バラバラに仕事している。
  • 隣の席の同僚がなんの仕事をしているのかわからない。
  • 社長や経営層の方針の目的がわからない。
  • 社員のやる気がない。
  • 部下が言われた仕事しかやらない。
  • 離職者がいっこうに減らない。

その悩み、哲学対話で改善できます。

HR総研:「社内コミュニケーションに関する調査」結果報告によると、
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=222
7割以上の企業でコミュニケーションに課題を感じています。
「課題のあるコミュニケーションはどこか」という質問には、部門間に課題ありが7割、経営層と社員の間が6割という結果が表れております。

なぜ、良好なコミュニケーションが必要なのか?
社内コミュニケーションが良好になると、社員同士がお互いの知識・技術を共有し合い、関係性を深め、会社に貢献する取り組みを行いやすくなります。

数多くのコミュニケーションに関する研修やセミナーがある中、教育現場(学校)で効果と実績がある哲学対話による「コミュニケーション研修」のプログラムをご提案致します。

はじめに、哲学対話とは「みんなで一緒に、問いを通して、考え、話し、聞く、コミュニケーション」です。
哲学対話の手法を使うことによって、「人の話を聞けるようになる」「自分の意見を言えるようになる 」「相手の考えていることを知れる」「自分で考えて行動するようになる」などが身に付きます。

さて、どうして、哲学対話で身に付くのでしょうか。

良好なコミュニケーションの第一歩は人の話を聞くことです。 しかし、相手が話をしている途中で遮って自分が話し始める。自分が言いたいことや伝えたいことを一方的に話し続けてしまう。そもそも相手の話していることを聞いていない。など、普段は意外と相手の話を聞くことができていません。
哲学対話は相手の話を最後まで聞くルールがあります。進行役も人の話を最後まで聞くように促します 。最初は相手の話を聞けなかった人でも、哲学対話を繰り返す内に、最後まで話を聞く姿勢や習慣が身に付くようになります。

ビジネスにおけるコミュニケーションは、正しく報告したり、関係部署に情報共有したり、自分の意見について言えることが求められます。
哲学対話は、問いかけ合うことによって話し方や意見が整理され話せるようになります。また、より詳しく、様々な方向性から質問し合うことで、表面的な話ではなく、深い話や矛盾がない話ができるようになります。そして、普段見落としていることを発見できたり、参加者が納得する合意を形成できるようになります。

最後に、哲学対話を導入することは会社にとって有益だと思っていますがご留意して頂く点もあります。
一番は効果の測定が容易ではないこと。コミュニケーションに関する研修に共通する問題として、費用対効果の測定が難しいです。また、得られる効果が、いつ、どのような形で発揮されるのかを確約できません。
必ずコミュニケーション能力や社内のコミュニケーションが良くなるけれど、それが半年なのか?3年後なのか?わかりません。だけれども、何かしらの効果が表れるのがこの哲学対話によるコミュニ ケーション研修です。

あなたの組織に哲学対話の手法を取り入れてみませんか?

【研修内容】
・哲学対話の特徴や効果とは?
・上手な対話を行うには?
・質問ゲーム
・哲学対話の実技
(約2時間)

【費用・定員】
¥198,000-(税込)20名まで
※20名以上でもご対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

お申込み・お問い合わせはこちらより

【無料モニターキャンペーン】
先着5社様限定で「哲学対話によるコミュニケーション研修」を無料でご提供致します。
※下記の条件あり
・御社名と研修風景写真をネット上に掲載することをご了解ください。
・研修場所は御社様の会議室などの施設をお貸頂き研修を行います。
・研修終了後のアンケートにご協力ください。
・人数は最大20名とさせて頂きます。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
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◆ 対話のイベント&研修 ◆
*対話コン
今までにない哲学対話の手法を使った合コンのような参加者同士が仲良くなる対話のイベントです。
恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
~毎月10日は対話コンで愛を問おう~
第87回 2024年2月17日(土)対話コン〔東京・大久保〕
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*哲学対話によるコミュニケーション研修
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パートナーとの幸せは契約で守れるのか?

「ボーイズ&ガールズルール」を読んで、法律に関する知識や契約をちゃんとしないと、パートナーと末永く幸せになれない気がしてきました。

世の中、法律のことをちゃんと学んでから結婚する人は少ないと思います。
しかし、法律がある以上、そこに書かれていることを知らないと結婚生活においてトラブルや離婚になってしまうかもしれません。

どういうことか!?

民法第754条
「夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる。」

結婚記念日には宝石を買ってプレゼンするね!
浮気したら1000万払う!
家事はお互いに分担しよう!
将来のために毎月5万円貯金しよう!
というような約束や契約を夫婦間で交わしていたとしても、一方から取り消すことができる。
夫婦間ではどんな約束したとしても、手の平を返すことが法律上ではなんの問題もないのです。

一緒に長く住むパートナーとして、あーして欲しい、こうして欲しいと思ったことは、結婚中での合意を得たとしても法律上の効力がありません。
夫婦関係が良好なら問題ないが、こじれたときには泥沼化しそうです。

パートナーとの合意形成に意味ないのか?というと、そういう事ではなく、結婚前の契約ならば「私的自治の原則(契約自由の原則)」によって効果があるとのこと。 ボーイズ&ガールズルールは「婚前契約」について具体的に説明されていました。

家事の分担、休日の過ごし方、お金の使い方など、言われてみて大切だと気付くことがたくさんあります。
なので、パートナーとの幸せを末永く続けるのならば、将来起こるかもしれないトラブルを、結婚前に契約して守ることが必要かもしれませんね。


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*哲学対話によるコミュニケーション研修
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ポリアモリー合コン開催記録

ポリアモリー合コンとは
ポリアモリーに理解や興味関心ある人達のジェンダーフリーな交流会です。
異性との出会いに限らず同性の友達や知り合いを作る、幅広い意味で合コンの場です。

ポリコンのはじまりに関しては共同主催者の”きのコ”さん(@kinoko1027)が記事にしてくれてますのでこちらを見てください。
「ポリアモリー合コン」を開催するうえで大切にしていること

これまでに41回のべ410人以上の方にご参加・申し込みを頂きました。
ありがとうございます。

今までの開催履歴とグループで話し合ったテーマを共有しようと思います。

No.開催日テーマ(問い)
412024/02/15気になる人にいつポリアモリーを伝えるのか?
402024/01/18色気とはなにか?
392023/11/27なぜ執着や嫉妬しちゃうのか?
382023/07/31どこまで合意が必要になるのか?
372023/03/23同調圧力から自由になる方法とは?
362023/02/24嫉妬されたらどう対処されたいのか?
352023/01/22エロいとは?
342022/12/25ポリアモリーである恋愛観に悩むことはあるのか?
332022/11/12ポリアモリーに関心を持った経緯は?
322022/10/08感情や気持ちの適切な伝え方は?
312022/09/20どこまでが友達でどこからが恋人なのか?
302022/08/21好きな人のパートナーに嫌われたらどうしたらいいのか?
292022/07/27どんな人間関係が自分に心地よいのか?
282022/06/30どうして本音が言えなくなるのか?
272022/05/27多拠点生活をしながらどうやって恋人と付き合うか?
262022/04/27浮気をしてしまったらどうするのか?
252022/03/25すでにパートナーが居る人とどうすれば両思いになれるのか?
242022/02/10気になった人へのアプローチの仕方は?
232022/01/13結婚ってどういうことなのか?
222021/12/08相手を理解するのに必要なことは?
212021/11/11追われると逃げたくなるのはなぜか?
202021/10/17一緒に居たくない人とはどんな人?
192021/09/27ポリアモリーに興味関心を持ったきっかけは?
182021/08/29情報をどこまで開示するのか?
172021/07/30人を好きになった瞬間は?
162021/06/28全員の合意がないとポリアモリーじゃないのか?
152021/05/28なぜポリアモリーに興味関心を持ったのか?
142021/04/26好きな人と一緒に住むときに大切なこととは?
132021/03/29良い別れ方と悪い別れ方は?
122021/03/08付き合うとはどういうことか?
112021/02/10自粛要請を破ってでも会いたい人とは?
102021/01/13パートナーや好きな人にどこまで話すのがいいことなのか?
92020/12/18身体的な行為の束縛について?
82020/11/17合意に必要なことは何か?
72020/10/30自分の中のポリアモリー感は?
62020/09/25親切な人とはどんな人?
52020/08/25惚れたら負けなのか?
42020/07/29仲良くなるために必要なこととは?
32020/02/16※プライベートな内容のため非公開※
22019/09/01あなたが守りたいモノはなんですか?
12019/08/04※プライベートな内容のため非公開※

第4回目のポリアモリー合コンが収録されているyoutube動画(街録ch)があります。
https://youtu.be/3_QubQboAVQ (24分10秒)
イベント開始前からグループでのテーマトークがまとめられています。
いつもはもっとカジュアルで気軽な感じで話し合っています。
動画のような小難しいことばかりではないのでご安心ください。

ポリアモリー合コンは毎月開催しています。
最新のポリアモリー合コン開催情報は告知ページで確認をしてください。
https://www.kokuchpro.com/event/polycon/

ポリでもポリじゃなくてもどなたでも歓迎、どうぞお気軽に遊びにきてね。
みなさんとお話できる日を楽しみにしてます。


〔 哲学対話の依頼・仕事を承ります! 〕
哲学対話の研修や授業・セミナー・ファシリテーター養成講座など幅広くご対応致します。
学校やビジネス・スポーツチーム・各種コミュニティなどで、お気軽にご相談ください。
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*対話コン
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恋愛や結婚など日頃の興味や関心を持っていることについて話し合う"対話"を体験してみませんか。
マッチングなし。年齢制限なし。既婚者や夫婦での参加可。少人数で楽しくアットホームにやっています。
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第87回 2024年2月17日(土)対話コン〔東京・大久保〕
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学校で実績がある哲学対話の手法を使い、考えること、自分の言葉で話すこと、相手の話をしっかり聞くことといったコミュニケーションスキルが身に付きます。
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https://twitter.com/denchi_jp/