どうして底辺校から現役で国立大学に行けるのか!?

都立大山高校は学力(偏差値39)が低い学校です。
卒業生のほとんどが専門学校か就職します。
そんなレベルの学校から現役で国立大学の合格者がでました。
国立山梨大学に合格。それ以外にも、沖縄県立芸術大学と上智大学にも合格者が出ました。
どうして合格できたのでしょうか?
これらの大学に合格した生徒には「哲学対話」をしていたという共通点があります。

哲学対話とは、自分が興味関心あることに対して問いを持つこと。その問いを自分の頭で考えて、自分の言葉で話すこと。対話なのでひとりではなく、価値観が異なる他の人と一緒に話し合って、相手の意見を聞くこと。
この、問う・考える・話す・聞く行為を哲学対話と呼んでいます。

哲学対話の効果とは?物事を深く色んな方向から考えるられるようになること。
なぜなら、対話中に問い掛けを何度も何度も繰り返すことをするので表面的な意見ではなく深い意見になっていく。そして、自分と違う考えの人と意見を交わすことで多様な見方ができるようになるからです。
やみくもに考えていたり、悩んでいても発展や進展は起きません。哲学対話の手法による考え方の地図を身に付くようになると、学問を学ぶことはもちろん、普段の生活や、将来社会に出た時にも、転用できて役に立ちます。

国立大学には指定校推薦がないので、受験して合格しなければ入学できません。勉強は自分でやらなくてはいけない。
親や教師から勉強しろ!大学に行きなさい!と言われても、本人が納得していなければ勉強しないし、大学受験を真剣に取り組みません。
そのために必要なことが、主体性を持つことと、動機付けが大切です。

哲学対話でよる出る問いのひとつに「どうして大学に行くのか?」があります。
普段ではむしろ問いてはいけないことかもしれません。しかし、哲学対話ではこのような問いについても真剣に考えます。

・親とか先生が大学に行け!と言っているから。
・みんな大学に行っているから大学くらいは出ておかないと恥ずかしい。
・大卒の方が就職に有利。
・社会に出たくないから

このような回答する生徒が実際には多いです。
大学で特定の分野を勉強したい、研究したいという生徒は少ない。
だからこそ、深く問うことが大切になります。

・親が大学に行かなくてもいいと言ったら、卒業後に何をしたい?
・みんなって具体的には?(誰が大学に行っているのか・何人が大学に行ったのか)
・大学を卒業できないと恥ずかしいことなのか?
・大卒だと就職が有利になるのか?(大卒でフリーターもいますよね)
・どうして社会に出たくないのか?(どうして子どものままで居たいのか)
・大学とは何をする所なのか?
・大学での勉強と高校での勉強は何が違うのか?
・大学を卒業したら何をしたいのか?
・専門学校ではどうしてダメなのか?
・自分がやりたいことを学べる大学はどこか?

など、どうして大学に行くのか?だけでも色んなことを考えられるのです。
回答した内容をさらに掘り下げることができるので、自分の本心から理由を見つけられるようになります。
自分自身が本当にしたいことを見つけられる。誰かから言われたことではなく、自分がどうしたい、どうありたいという主体性を持てるようになる。やりたいことが見つかれば、勉強をするにしても、何をするにしても、揺るがない動機づけにつながります。

主体性を持つことや、動機付けは、哲学対話がもたらす代表的な効果です。

もちろん、国立大学に合格した生徒達は元々賢かったのではないのか?ようは哲学対話をしていなくても大学に合格したのではないのか?という疑問はもちろん出てくると思います。
確かに哲学対話をしていなくても大学に合格していたかもしれません。しかし、哲学対話をしなかった状態で大学受験することは二度とできないし、時が経っているので本人の学力も変わっているでしょう。
この疑問に関しては、哲学対話をしたから大学に合格した、ということも、哲学対話をしなくても大学に合格した、哲学対話をしなかったから不合格になった、まで含めてどれも確証になりません。推論での話です。

私たちが外部から都立大山高校の学力向上でサポートしていて推測したことです。

国立大学に合格した生徒は哲学対話をやっていた。哲学対話には自ら学ぶ力を鍛える効果がある。
哲学対話で学ぶ力が向上した結果、国立大学に合格した。

現役で国立大学に入学する、生徒の学力を上げるために、哲学対話を導入してみてはいかがでしょうか。
哲学対話の効果が感じなければやめればいいだけの話です。哲学対話で学力が上がっても、今以上に下がることはない。まずは取り組んでみることをお勧めします。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

お二人は名刺交換してなかったの!?

その場に居た方に言われたフレーズ。
「お二人は名刺交換してなかったのですか!?」

初対面の方1名を入れて、3人で話をしている中、よくある名刺交換のタイミングになりました。
初対面の方とは、よろしくお願いします!という展開なんですが、もうひとりの方とも、そういえば名刺交換してませんでしたね!と名刺交換した。
そこで、ビックリされたのが、親しそうにしていたのに名刺交換してなかった。さらに、実は2回目の対面であったことです。

2度目の対面なのに親しくできた理由は、間違いなく対話をした仲だからです。

初めてお会いしたのは哲学対話のイベントで、その方は参加者でした。
そこで小1時間ほど対話をした関係です。
2度目に対面した時、お互いにまったく気を使う感じがありませんでした。知らない仲ではない関係性がありました。
これは哲学対話の効果なんだと、つくづく実感します。

哲学対話は自分の価値観を話します。そして、相手の話を聞いて理解を深める。人柄を知る。お互いに仲良くなる効果があります。
話をする、話を聞くというコミュニケーションの基本を行う。話をしなければ自分のことは相手にわかってもらえない。自分が話したいことを考えているのではなく、相手の話に耳を傾ける。コミュニケーションの一番基本となることをしています。
対話を通してお互いに自己開示をし合うから、人間関係が仲良くなります。

哲学対話の手法はとてもシンプルです。
話をする。話を聞く。自分の頭で考える。
流行りのテクニックは必要ありません。
本当に有益なことは小手先のことはなく、誰にとってもわかりやすい、取り組みやすいようになっています。
仲良くなるために哲学対話をやってみることをおすすめします。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

哲学対話とは何か?

哲学対話とは、自分が興味関心あることに問いを持ち、その問いを考えて、考えたことを言葉にして話し、他の人の意見を聞くこと。
過去の哲学者が書いた本を覚えるのではなく、問いを持って探求し続ける姿勢や行動が哲学対話です。

哲学対話の原型はアメリカの哲学者マシュー・リップマンが考案した「子どものための哲学 Philosophy for Children」です。
1969年にコロンビア大学の大学生たちが論理的に考え、健全に判断する能力に欠けていることを深く憂慮し哲学に基づくカリキュラムを作り上げました。
子ども達が自分自身で考える力を身につけ、思いやりと責任をもって、その考える力を使えるようになることを目指しています。

哲学は、人生や世界、ものごとの根源のあり方とか原理を、人間の理性によって求めようとする学問です。
哲学と聞くと、多くの人は、実生活や社会に役に立たないとか、難しそうとか、何だかよく分からないことを考えているとか、変人がすること、というイメージを持っていると思います。
私もそのように思っていました。今でもそう思っている部分がなくなってはいません。でも、哲学対話の取り組みを精力的に行っています。
なぜなら、哲学という学問がなくならないのは役に立つことがあるからです。

哲学の「本質的なことを探求する姿勢」という一部分を取り出して、大人はもちろん、子どもにもできるように作られたのが「哲学対話」です。
哲学なので、必ず問いから始まります。
別に「愛とは何か?」「正義とは?」「美しさとはなに?」というような問いである必要がありません。「朝ごはんに何を食べるのか?」「恋人とデートでどこに行きたいか?」「何度も見たい映画とは?」というような身近なことから、興味関心を持つことかは始めます。
朝ごはんに何を食べるのか?なんて、人によって違います。白米の人もいれば、パンの人もいる、牛乳だけとか、フルーツだけとか、私みたいに食べないという人もいるでしょう。
色んな意見や行動をする人が集まっている社会の中で、「どうして朝ご飯を食べる(食べない)のか?」「理想的な朝の過ごし方は?」「人は一日に何回食べるのがいいのか?」というように、多くの人に共通するような部分は必ずあります。
その共通する部分(本質的なこと・根源・原理)をお互いに知ることで、理解し合える、分かり合えることが生まれます。
多様化がどんどん進む時代の中で、みんなが好き勝手に独りだけの生き方を認めると同時に、お互いが人間社会全体を一緒に作っていることも、話し合うことで認識します。

人間のコミュニケーションは話すことと聞くことです。
しかし、ちゃんと自分の意見や考えを話せない人や、ちゃんと相手の話を最後まで聞けない人が多くいます。
哲学対話では対話にルールが必ず存在していて、話す人が上手い下手に関係なく安心して最後まで話せるルールや、人の話をちゃんと聞く仕組みが埋め込まれています。
なので、哲学対話はコミュニケーションをするための基礎を鍛えなおせる、身につけられます。

ITによって人が直接コミュニケーションする機会は減りました。生き方も多様化し細分化しています。その反動として人同士がつながること、共通点を見出すことが今まで以上に必要になっているのでしょう。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

ファシリテーターは千手観音を目指せ

千手観音のように、どんな相手だろうと適切な対応ができるファシリテーターを目指すべきでしょう。

千手観音はご存知ですか?
このような仏像です。

直接ではなくても色んな形で見られたことがあると思います。

千手観音(千手千眼観自在菩薩)は多くの迷える人々を救うために変身した観音様の一つのお姿です。
手が沢山あるのは絶対に救いたいというその覚悟の現れです。沢山ある手には持物(じぶつ)とよばれる仏さまの持ち物を持っています。
それぞれの手には蓮華や水瓶から、仏様の教えと救済を象徴する鉄鉢や数珠などの法具、煩悩や迷いの心を退散させる武器、五穀豊穣を意味する葡萄、全ての鬼神を操るドクロ杖、難病を払いのける柳など、人々のどんな願いでも聞き届けられるように、いろんな道具を持っています。
つまり、相手によって一番適切な道具を与えられるように引き出しをたくさん持っています。

これは、ファシリテーターにも必要なポイントだと思うのです。

ファシリテーターは多くの人を前にして、多様な人たちと場を作ります。
参加者には本当に色んな人はいて、意識が高い人・低い人、頭の回転が速い人・遅い人、知識量が多い人・少ない人、積極的な人・消極的な人、協調性がある人・ない人、おしゃべりな人・あまり話さない人、職業、生い立ち、性別など、多様です。
そんな多様な人が集まっている中で、ファシリテーターもひとりの人。やり方や進行にも得意・不得意が存在します。意外とファシリテーターにはタイプがあり、やり慣れたスタイルを持っています。
※ちなみに私は、放任で可能な限りコントロールをしない、話が飛んでもいい、楽しく対話をすることが最優先なスタイルです。
なので、ファシリテーターは本来、自分のスタイルで進行をするのではなく参加者に最適なスタイルを臨機応変に実行できるのがよい。
そういう意味でファシリテーターは千手観音を目指すべきだと思っているのです。

ただ、参加者の特性を見極めるのは簡単ではない。
ファシリテーションに正解があるわけではないし、都度、相手が変われば内容も変わる。限られた短い時間だけで相手の内面をくみ取るのだから観音様と同じような技量が必要そうです。
上手に進めるには参加者とこまめに確認をして、進め方と内容を修正・変更するのがファシリテーターに不可欠な要素だと思います。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

対話の起源「ソクラテス式問答法」

対話の原型をはじめられたのはソクラテスとされています。
※ソクラテス自身は文献を残してなく、弟子のプラトンが書いた本にソクラテスが対話をしている紹介があります。

ソクラテスは街のあちらこちらで、そこにいる人々と対話を始めます。近況を尋ねる挨拶や、時事的な話題など話しながら、「正義とはなにか?」「強さとはなにか?」といった本質的な問いを投げかけて、相手の考えを聞き、哲学的な対話に相手を巻き込んでいきます。

正義とはなんだと思う?
悪を打ち負かすことだよ。
どういうことが悪なのか?
例えば人の物を奪うことだよ。
それならば、戦争で勝利し相手の領土を奪うのは悪?
いや、戦争は勝ったから正義。。。

このような相手がわかっていると思っていることの矛盾点を指摘しながら、本当の正しい認識にたどり着けるように対話(問いかけ)をしました。
その問答法や対話術を「ソクラテス式問答法」と呼びます。

ソクラテスは「無知の知」というものを唱え、知ったかぶりになるのではなく、「自分は知らないということを知っている」、つまり、常に本当の知を得ようとする姿勢が大切だと説きました。

相手と対話をしながら探求する、哲学的に思考を深めていく、対話の起源はソクラテスが始めた問答法にあるのは間違いないでしょう。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

哲学対話は生きる姿勢を育む

私は哲学対話の活動に取り組んでおりますが、哲学という学問を学んだり教えたりはしていません。
哲学とはまったく無縁で、高校時代に「エロス」「アガペー」という男子が好きそうな単語しか覚えていません。
今でも学問として哲学が詳しくなっている訳ではなく、意識して哲学を学ぼうともしていません。
では、何をやっているの?というなら「哲学をすること」に取り組んでいます。

哲学をするということはどういうことなのか?

物事や教えに客観的な裏付けはあるのか?道徳や美意識の土台にあるものは何なのか?法律や権利といったものに正当性があるのか?それらについて先入観や偏見にとらわれないで、物事の本質を自分から問い、考えることが哲学をすることです。

哲学者カントも「哲学を学ぶより、哲学をすることを学べ。」という言っています。

グローバル化した社会では、多様な価値観や文化、行動、習慣を持っている人と出会います。その時に、自分の価値観や考え方にとらわれて、異なる考えを拒否してしまうと、これからの社会で生きる可能性が狭まります。
そして、変化のスピードが速く、不確かなことも多く、正解のない問題や想定外の事態、明るい未来が見えない時代であり、決まり切った生き方や人並みの人生が送りにくくなっています。

このような時代背景の中では、常識や流行、思い込み、偏見など、前提になっていたものを疑うことが必要になります。
いい学校やいい会社に行くと幸せな人生になるのか?
20代後半までに結婚した方がいい?
朝の9時から始業開始しなければならない?
港区に住む人はみんな金持ち?
など、日常生活の出来事や身近にあることを通して改めて問いなおす、意味や価値を判断しなおす姿勢が大切になります。
哲学することは、人間が生きていく中で価値観や考え方、生き方の根底になるものです。自分が前提としてきた価値観を押し通すのではなく、自分と異なる価値観も受け入れ、相手を理解して、良い所は取り入れて、自分なりの考え方を常に更新する姿勢が生きていくために必要です。

「哲学をすること」は、自分で「どう生きるかを考えること」につながるのです。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

対話と議論はここが違う!

「対話」
言葉の意味はなんとなくわかる。
でも実際には対話でなく議論をする人がいます。

対話と議論は違うの?

はい!対話と議論は違うのです!

相手を理解するのか?自分の正当性を主張するのか?大きく違います。

議論は自分の意見と正当性を主張して相手より優れていることを目的にしています。意見をぶつけ合い、何が正しいのか?良いことなのか?結論を導きだしていきます。
一方、対話は、問いやテーマ決めて、自分の体験や頭で考えて話をすること。相手の話に耳を傾けること。結論を出すことが必ずの目的ではなく、お互いの理解を深め探求していきます。

話をする態度や姿勢にも違いがあります。
議論の場では、偉い人や立場が上の人、話声が大きい人が有利です。しかし、対話の場では参加者はみな平等な立場であり、話声の大きさはもちろん、話が上手下手ということも関係ありません。

議論における話し手は、意見や判断をはっきりさせて話す、論理的に矛盾しないように話す、自分が不利益にならないように合意を目指して話す、評価しながら話します。
対話での話し手は、話のつながりを意識して話す、全体を俯瞰しながら話す、自分の内面に向き合って話す、言葉の意味を全員と共有しながら話す、沈黙も恐れず話す。

大切にしているポイントの違い。
議論は、目的=ゴールを意識する。主張と主張のぶつかり合いから妥協点を探ります。説得するための材料を用意、合理的・論理的であるかどうかを意識します。
対話では、意見をまとめ結論を出さなくてもいい。自分が素直に感じたこと、思いを参加者と共有する。相手の主張・考えの背景や前提に注目する。会話のテンポよりも、話しを深く理解することに集中する。

どちらが良い悪いということではなく、目的によってちゃんと使い分けることが大切です。
何かを決めなきゃいけないのに、永遠と対話をしてもしょうがないし、お互いを知り合おうとしている中でも優劣をつけるのは逆効果になる。

意識して議論と対話を使い分けられるようになりましょう。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

哲学対話で深く質問する方法(哲学者の道具箱)

哲学対話では深い探求に質問することが必要です。
でも、質問に慣れていない場合、どう質問すればいいのかわからなくなります。
そこで哲学対話では、質問を手助けしてくれる例文があります。

「The Good Thinker’s Toolkit」(日本語では「哲学者の道具箱」と呼ばれる)

1.どういう意味?:What do you mean?
不明なことを明確にする、分からないことの意味を確かめる。
例)それってどういうこと?どんな意味しているのだろう?他に知る必要があることは何だろう?

2.理由:Reason
意見の背後にある理由をたずねます。
例)その意見になった理由ってなに?どうしてその意見につながるの?

3.前提:Assumption
私たちが当たり前だと思っていることなど、ひとつひとつの考えがどういう前提や想定によるのかを明らかにします。
例)この意見は・・・が前提になっているよな?その意見の根底にはどんな考えがあるのだろう?

4.含意:Inference
過去の体験や考えから、たとえば、もし、ある行動をしたり、しなかったりしたら、後から何が起きるのかに目を向けます。
例)もし・・・なら・・・と推測するのは合っているのかな。・・・だとすると・・・になると思うな。

5.真偽:True
意見や考えが本当に正しいのかを問い直します。
例)それって本当?もし・・・が本当ならどういつことになる?

6.例示:Example
その意見の事例や証拠を探しながら、意見の正しさを示します。
例)こんな例があるよ。・・・ということが実際にあった。

7.一般化:Counter-example
その意見が真ではない反例を示しながら、主張の正しさを問います。
例)でもさ・・・。それについての反例はあるのかな?

質問の言い回しは適時に言い換えて構いません。
対話は生き物なので、毎回同じような結果になるわけではないです。
質問して深く探求するためには「どういう意味・理由・前提・含意・真偽・例示・一般化」の7種類を切り口にすると効果的です。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

対話をして合意形成を目指す方法

人間社会は会社も地域も家族の間ですら利害対立が起きていて意見をまとめることは簡単ではありません。
人によって主義主張は異なるし、あちらを立てればこちらが立たず、お互いの利害が相反するすることが多々あります。
はたして、みんなが納得する合意形成を目指すことはできないのでしょうか?

私は時間をかけて対話をすることである程度の合意形成ができると思っております。

対話をすることの効果は、相互理解と共同による探求です。
自分ひとりで問題に向き合うのではなく、他者と一緒になって問題を考える。それによって自分の持っていない知識や経験をお互いに補完し合える。考えが偏ったり、あらぬ方向に話が進むことにブレーキがかかります。一緒に深く考える効果があります。
対話をすることによって、その人の考えであったり、人物や生活環境の背景に触れることになります。考え方に違いはあって当然ですし、そういう考えもあるんだと理解することにつながります。

合意形成には4つの着地点があります。

一番簡単な合意は「棚上げ・回避」です。何も決定しない、解決や合意を先延ばしにすること。抱えている問題はなくなりませんがこれも合意形成のひとつです。

その次は「譲歩と説得」です。相手の意見に合わせたり、自分の意見に同意してもらうことを目指す方法です。片方にはメリットがある合意形成のひとつです。

一番多くある合意形成がこの「妥協」です。良い言い方をするのならばWIN-WINの関係です。お互いに譲り合う、お互いに良い部分があって合意する方法です。このためにはお互いの話し合いが必要になります。

最も理想的な合意形成は「統合」です。お互いに譲り合うことなく、ともに満足できるような案を模索します。自分にとっても良いことで、相手にとっても良い合意を目指します。
そのためには対話を積み重ねることによって、お互いの理解を深めることが不可欠です。その上で見つけ出した合意案が一番有効なのは間違いありません。

だけど、対話はすごくコストがかかります。
すぐに答えがでる訳でもない、多くの人が時間を使い少しずつ理解を深め合意を目指す。
安い・早い!とは逆で、高い・遅い!ことになることがあります。それでも、丹念に対話をした方の結論には反対や批判が少なくみんなに良い結果になるでしょう。


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/

対話と会話って同じ?違う?

対話の活動をしている中で、よく言われることのひとつに『会話と対話の違いがわからない』があります。

対話を体験したことない人や詳しく知らない人ですと、
・対話ってなんなのよ?
・会話することと一緒じゃないの?
・対話だからディスカッションとか討論みたいなもの?
というようなことを言われます。

対話と会話は大きく3つの点で違いがあります。

ひとつ目は、話す中身です。
会話と対話は漢字の通り、人と会って話をするのが会話、相手と対する話が対話です。
会話では話の内容はなんでもよく、何か結論を出す話し合いでもないし、談笑してもいいし、雑談やら挨拶とかも会話になります。
実際に人と会って話すことを表していて、その内容に関してはなんでもいいのです。
会話すること自体や会話の楽しみ自体を目的として行うものです。
一方、対話は相手と対面して話をすることです。
何が対しているのかというと、人の価値観であったり、世界観の違い、考えの違い、嗜好性の違いなど、自分と他人の間には必ず違いがあります。
その違いについて話すこと、お互いに向き合って深く探求して話を進めるのが対話です。

ふたつ目は、話をしているときの雰囲気です。
自由に話せることと真面目な話し合いをしている状態を対話だと私は定義しています。

雑談のような会話では、自由に何でも話せる雰囲気の中で楽しくおしゃべりをしています。
対話は同じように、自由に何でも話せる中で真面目な話し合いをしています。
話の内容や題材によっては楽しくない可能性があります。「ブラック企業はなぜなくならないのか?」「麻薬はなぜやっちゃいけないのか?」「脳死は人の死か?」などのように、簡単に答えが出ないことに向き合って真面目に話し合います。

三つ目は、ルールがあることです。
会話をするのにルールや約束の中で話はしないと思います。
一方、対話では話をする前に、ルールを共有して、話をするための約束事を認識して、その内容に同意してくれる人達と話をします。
ルールを守らない人には対話の場から退席して頂くこともあります。
ルールは主催者によって表現の違いはありますが、大体は「相手を批判しない」「自分のことを話そう」「人の話を最後まで聞こう」などのルールが設定されています。

対話と会話の違いに関して文章で説明するとこのような違いがあります。
それでも体験したことないとなかなかイメージがしにくいと思いますので、一度対話のイベントに参加するとその違いがわかりますよ!


◆◆ 対話のイベント&研修 ◆◆
────────────────────────
*組織活性化研修
組織の風通しを良くし従業員のやる気やコミュニケーションを活性化させる研修プログラムです。
学校・教育現場で実績がある哲学対話の手法を使い、問いを持つこと、自分の言葉で考えて話すこと、相手の話をじっくり聞くことを通じて、自主性と前向きに取り組むようになります。
詳細やお申込みはこちらより

◆◆ 対話力育成コーチ武のSNS ◆◆
────────────────────────
*ホームページ
http://www.co-tk.com/
*Twitter
https://twitter.com/denchi_jp/
*Facebook
https://www.facebook.com/denchi.jp
*Instagram
https://www.instagram.com/denchi.jp/