対話と会話って同じ?違う?

対話の活動をしている中で、よく言われることのひとつに『会話と対話の違いがわからない』があります。

対話を体験したことない人や詳しく知らない人ですと、
・対話ってなんなのよ?
・会話することと一緒じゃないの?
・対話だからディスカッションとか討論みたいなもの?
というようなことを言われます。

対話と会話は大きく3つの点で違いがあります。

ひとつ目は、話す中身です。
会話と対話は漢字の通り、人と会って話をするのが会話、相手と対する話が対話です。
会話では話の内容はなんでもよく、何か結論を出す話し合いでもないし、談笑してもいいし、雑談やら挨拶とかも会話になります。
実際に人と会って話すことを表していて、その内容に関してはなんでもいいのです。
会話すること自体や会話の楽しみ自体を目的として行うものです。
一方、対話は相手と対面して話をすることです。
何が対しているのかというと、人の価値観であったり、世界観の違い、考えの違い、嗜好性の違いなど、自分と他人の間には必ず違いがあります。
その違いについて話すこと、お互いに向き合って深く探求して話を進めるのが対話です。

ふたつ目は、話をしているときの雰囲気です。
自由に話せることと真面目な話し合いをしている状態を対話だと私は定義しています。

雑談のような会話では、自由に何でも話せる雰囲気の中で楽しくおしゃべりをしています。
対話は同じように、自由に何でも話せる中で真面目な話し合いをしています。
話の内容や題材によっては楽しくない可能性があります。「ブラック企業はなぜなくならないのか?」「麻薬はなぜやっちゃいけないのか?」「脳死は人の死か?」などのように、簡単に答えが出ないことに向き合って真面目に話し合います。

三つ目は、ルールがあることです。
会話をするのにルールや約束の中で話はしないと思います。
一方、対話では話をする前に、ルールを共有して、話をするための約束事を認識して、その内容に同意してくれる人達と話をします。
ルールを守らない人には対話の場から退席して頂くこともあります。
ルールは主催者によって表現の違いはありますが、大体は「相手を批判しない」「自分のことを話そう」「人の話を最後まで聞こう」などのルールが設定されています。

対話と会話の違いに関して文章で説明するとこのような違いがあります。
それでも体験したことないとなかなかイメージがしにくいと思いますので、一度対話のイベントに参加するとその違いがわかりますよ!


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