市民と立憲民主党との大対話集会はやっぱり対話ではなかった

「市民と立憲民主党との大対話集会」というイベントに参加しました。
私は学校や企業向けに対話の活動をしているので”対話”というキーワードには敏感になりがちです。

400人弱の人が集まって立憲民主党の議員達との対話?するイベントでした。

まずは、普通の市民と議員が話す機会を作っている。この点については素晴らしいです。
400人を集客する主催側も大変ですし、国会が始まっている中で参加された議員さん達にも感謝です。
市民と議員が対等な関係で話し合うイベントが開催されることは立憲民主党に限らずどんどん増えて欲しいと思います。

で、肝心な中身についてですが、想像していた通り、やっぱり”対話”ではなかった。
「市民が立憲民主党(議員)への大質問大会」が正しい表現のイベントだと思いました。

質問は事前に質問を出していた人の中から30名弱が発言していました。当日参加された人には発言の機会がない。印刷物に質問が記載されていることもあり、運営側でのある程度のフィルターが入っているのは間違いないでしょう。
議員は市民からの質問に対して答えるという進行でした。
議員さんの率直な意見を伺えるのは面白いし、貴重な場ではありますが、それは対話ではないです。

私が”対話”だと思うには次の要件が満たしていることです。
言いたいことがある人はちゃんと話せるということ。
その理由や背景について掘り下げることをしていること。
なんでも話をしてもいいこと。
相手を批判しないこと。

そう意味で判断させてもらうと、言いたいことがあっても話せない、発言の理由や背景に確認してない、取り上げてはいけない話題がある、ヤジを入れる、これは”対話”ではないと私は思っています。
会の最後に市民の方からヤジが入ったことは残念な光景でした。

また、今日の質問の中で「多様性を認め合う」という綱領がある立憲民主党ですが、異なる意見に対してどのように合意形成をするのか?という趣旨の問いかけがありました。
この質問に対して私の中ではひとつの答えがあります。

Consensus (Direct Democracy @ Occupy Wall Street)
この動画のように、ちゃんとファシリテーターが場を保持して、市民が色んな意見を言い合い、すり合わせをして合意形成を作っていく。
時間がかかるし、大変だし、ファシリテーターの能力も必要だし、市民ひとりひとりにも主体性が不可欠です。
でも、目指すべき理想の形のひとつだと思います。

そういう意味では私の「市民カフェ」もしかるべきタイミングで再開したいです。
でも、議員が参加しない途端に集客がとても難しくなります。ようは積極的に活動する人は少ないし、市民活動をしている人同士でも変な敵対意識がありまとまらないことを経験してきました。
言葉が悪いのですけど、私自身を含めてまだまだ民度が低いんですよね。。。

その中で”対話”を名乗って活動している私としては地道にイベントや場を作り続けることだと思っています。
集客が悪くても、収支が赤字になっても、活動を続けること。
自分が夢見ている世界と行動は必ず人の役に立つことを信じて取り組み続けます。


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